Redmine Redmineの運用

Redmineの最初のプロジェクトは「Redmineを導入すること」にしたらどうか

投稿日:2012年8月20日 更新日:

ひょんな思いつきからRedmineを試しはじめて1週間になる

ここまで考えたことをまとめてみたい

ここに書いたことはもちろん個人的な考えで、正当なものではなくむしろ自己流に近いのかもしれない

もちろん自分にとってもこれは今後うまくいかなくなるかもしれない

本当にいろいろと考えすぎて一度まとめておきたかったというのが本音なところ

プロジェクトの登録

「Redmineを導入する」といっても、これだけではプロジェクトにはならない。

第一に、Redmineは道具であって目的じゃない。なぜRedmineを導入するのか、その目的をよく考えておく必要がある。

第二に、目標が具体的でなければプロジェクトを登録しただけで次のステップが出てこない。つまり、

「自分がどれほどの男かをよく考えてだなあ・・・ それからどんな男になりたいのかよく考える あとはそのギャップをどうやってなくすか・・・だよな」

プロジェクトだって同じだ。

自分がRedmineを導入する目的は次の4つだった

すべてのタスクを一つの場所に集めて管理することによって、

  • うっかりミスをなくしたい、
  • 期限にぎりぎり追われる習慣から抜け出したい、
  • 一つひとつの仕事に集中したい、
  • 自分を高めたり趣味をやったりする時間が欲しい、

こうした希望をもつのは「GTD」や「7つの習慣」を読んだりした影響かもしれない。

これらを参考に「Redmineを導入すること」の目標として「あるべき状態」を定義した

  • チームのすべてのタスクはチケットになっている
  • チケットの進捗状況を一覧でき、期限が迫っているチケット、長らく放置されているチケットはリマインドされる
  • 仕事をしている時間だけチケットを進行中にする(またはタイムトラックする)、仕事は30分程度の集中を一区切りにして終わらなかったら未了に戻す、また一度に進行中にするチケットは1人1つである
  • チケットの成果をアウトプットとインプットに分類して、知識のインプット・アウトプットのバランスをとる、アウトプットはプロダクトを生み出すこと、それだけで評価されるが、インプットは知識をチームで共有してはじめて評価される

ここまで考えてふとあることが気になった。

それは、個人でやっている分には「GTD」とチケット駆動はほぼ同じものかもしれない。しかし、職場に導入するとなると、個人の用事はとうぜんRedmineには登録できない。だれにでも公私があるのでプライベートな用件を職場のRedmineに登録するのは筋が違う気がする。

ここはあくまで職場のチームでのうっかりミスをなくすことが目的で、デビッド・アレンのGTDを体現することが目的じゃない。その考え方を借用するのだと割り切ることにした。

また、Redmin自身も個人利用から会社利用、コミュニティ利用など色々なシチュエーションを想定している。Redmineなど触ったこともない人がみんなでいきなり導入するよりも、個人でノウハウをまとめてきたものをグループで利用し、会社で利用し、コミュニティで利用しと、自分のプロジェクトを最初は個人で練って、順番に広げていくというのが一番定着する方法なのではないかとも思える

奇しくも自分自身、数年来、Evernoteに知識を書き留め続けてきたが、1人で貯め続けるのに疲れてしまって、公共に晒せる知識は晒して共有したほうがいいんじゃないかと思えて、ブログを始めたばかりだったので、なおさらそう思えたのかもしれない。

ともあれ、プロジェクトを立案するとき、その「目的」と「あるべき状態」は考えておくべきではないかと思った。

そこで、Redmineのプロジェクトのカスタムフィールドに「プロジェクトの目的」と「プロジェクトのあるべき状態」をテキストエリアで必須項目として登録させることにした。

バージョンとロードマップ 最初の一歩と最後の一歩

プロジェクトの概要が決まったら、次はバージョンとロードマップの策定だ。

Redmineではバージョンは「期限」とでも考えておけばよい。アジャイルで言うイテレーションに近いものと考えると、「価値あるものを創造する期間の単位」と考えたほうがイメージにあうかもしれない。

最近のリーンスタートアップでいうMVPのように、最初のバージョンはともかく最短でかつ一定の価値があることを成し遂げることに注力したほうがよさそうだ。気分的に勢いが出るから。

すると、このプロジェクトでは4つのあるべき状態をそのままバージョンにするのがよさそうだ。不都合があったらその時に変更すればいい。

あとは期限を定めるだけだ。

「すべてのタスクをチケットにする」には3日後を期限にして、あとの機能はググって実装することにして、とりあえず1週間後を期限にした。

デビッド・アレンはすべてのタスクを出しきるために1日フリーな時間をあけろと言っていたけど、とりあえず2時間、だれにも干渉されない時間を作ってひたすら紙におもいついたことを書きだした。

チケット

ポモドーロな考え方から、1チケットは大体30分を目安にして、最高でも日をまたがない仕事を定義することにしている

チケットの一部はこのブログでも一部記事にした

 

ふりかえり

Plan -> Do ときたら次はCheckの時間だ

Redmineの気になることをいくつか

  • チケット登録が不便すぎる ブラウザを開いてワン・クリックでチケット登録できないのは不便 メール登録はフォームとか作る必要がある
  • カスタムフィールドで登録した「目的」と「あるべき状態」がプロジェクトトップに出るのはいいがhtmlコーディングされてない 改行までエスケープされる テキストエリアはデフォルトでwiki記法でいいんじゃないか
  • トップページの情報がスカスカで何回かクリックしないと目的の情報にたどり着けない
  • マイページが狭すぎて不便 縦半分のスペースって不便、タブとかメニューとかで何ページもほしい
  • お客さんなどの電話番号がすぐ出てこないのが不便、Wikiでもいいけど顧客リスト欲しい
  • 2.0系のプラグインが少ない

主にUI系の不満が大きくてプラグイン製作にまで手を出しているがroute.rbが鬼門すぎる

プロジェクト1の顧客1とかどうやってアドレスを出したらいいんだ!

と、最後は不満点を述べてしまったが、Redmineの機能にはおおむね満足している

だが、Redmineの最初の導入でつまづくということもよく聞く

最初のプロジェクトとして「Redmineを導入すること」っていうのを考えてみるのもいいじゃないかな

 

3年使ったRedmineの使い方について共有したい10のこと

Redmineのようなツール導入で悩む人にいつも投げかける6つの質問

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